功名が辻感想ログ

第31回「この世の悲しみ」感想。

今回は、山内家に大きな悲しみが襲い掛かります。一豊と千代の子・よねが震災によって幼い命を落としてしまいました。
以前NHKの番組を見て、二人が子供を失うということは知っていましたが、それでも見ていてとても辛い回でした…。
そのよねの初恋の相手は、一豊の弟・康豊。康豊が葉っぱで作った虫(バッタ?)はよくできていましたね〜!本当に器用。
よねが恥ずかしがって康豊から顔を背けるシーンは可愛かったです。
千代は、康豊はたまが好きなのではないかと推測するのですが、過去の浮気の話を持ち出された一豊の反応は面白かったです。今でも痛いところのようですね。
よねに「叔父上の妻になりたい」と打ち明けられて、千代はびっくり。それでも人を好きになることについてきちんと話をする千代は、いいなぁと思いました。

一豊と康豊が、秀吉の命で家康の元に出掛けているときに、長浜を大地震が襲います。
ある夜のこと。動物が騒いでいる、怖い、母上と一緒に居たいと訴えるよね。敏感な幼心に得体の知れない恐怖が忍び寄っていたのでしょうね。
千代がよねをなだめて先に寝かせた直後に、悲劇が起こります。突然の大地震の後、よねを必死で探す千代と家臣たち。
しかし既に、梁の下敷きになってよねは息絶えていました。
なんて辛いんでしょうか…;よね、と呼び掛ける千代の悲痛な叫びが何とも痛ましかったです。
一豊は、長浜に戻る帰り道に、早馬によってその報せを受けるんですが…、衝撃は計り知れないものがあります。
いっそ死にたいと叫ぶ千代。冷とうなって、とよねを抱き締める一豊。本当に痛々しいです。
よねを失った悲しみを抱える千代は、キリシタンの教会で偶然、たまに会います。
「強く生きて参りましょう」「許すことができるように、たまは強くなりたいのです」と話すたま。たまは素敵な人ですね。
いつかよねに会った時に、笑われぬよう強く生きていきたいという、悲しみの中の千代の決意。
功名が辻は物語が進むにつれ、辛い場面が多くなってきたようにも思いますが、これからも注目です。
(記述日:2006.08.12)
電脳茶店〜楽々亭〜