功名が辻感想ログ

第32回「家康の花嫁」感想。

今回は秀吉が、妹・旭と家康を結婚させることで、家康を上洛させようと目論む話でした。
家康が独身であることに目をつけた、とのことですが……家康の正妻と嫡男は、敵方に通じた疑いにより、信長の命で家康自身が処分したそうですね。話のメインではないので、家康が独身である説明のためにさらりと語られただけでしたが、家康はかなり辛い思いをしたんでしょうね。

辛い思いといえば今回離縁、結婚させられることになった旭です。
副田氏と新たに幸せな日々を送っているところに、家康と結婚しろだなんて、寝耳に水ですよね。
妻をとりあげられた副田氏も、「上意」に翻弄されて、さぞかしやるせないことでしょう。
家康にその旨を伝えにいく役目は、なんと一豊さま。
向いてないことをどんどんやらされているような(笑)
一豊は、家康に「旭ではなく、千代殿が欲しいと言ったらどうする?」なんてかわかわれて戸惑い、「正直者」と笑われていましたね。家康は、ああいうシーン一つとっても、さり気なく人を見ている気がします。
旭との結婚が成立した夜には、なかなかに温かい褒め言葉で旭の心を和らげようとし、秀吉の母が人質としてやって来た際には、義母を丁寧に迎え「おっかさん」と抱き締める家康。
決してぬかりはないですが、ただの狸ではない人柄も感じます。
ついに家康が上洛するシーンでは、秀吉の着ている陣羽織を所望します、と言い出し、周囲を緊張させていましたね。
もう秀吉に戦の苦労はさせない、という意味だったのですが、見ている私も緊張しました(笑)
(記述日:2006.08.31)
電脳茶店〜楽々亭〜