功名が辻感想ログ

第33回「母の遺言」感想。

この時代、親兄弟間の争いはお家にとっての死活問題だったようです。信長は出来のいい弟を殺したそうですし。
秀吉は弟と仲が良かったそうですが、それは例外だったみたいです。(そういえば、竹中直人主演の大河でも仲が良かったですね)
兄弟間の諍いは、一豊の母・法秀尼の心配事でした。
極端に言えば武力派の一豊は、頭脳派の弟・康豊に口を出されるといい気がしないようです。
あの大らかな一豊さまでさえ、そういう部分があるんですね〜^^;
元々武が頼りの自分を歯がゆく思っている部分があったので、余計にいい気がしないのかもしれないですね。男同士の張り合う気持ちっていうのは、やっぱりあるものなんですかね?
二人の息子のことを憂えていた法秀が、「お互いの異なる性分を尊びなされよ」という言葉を遺して逝ってしまいました。
千代にとっても本当の母のような存在。法秀はとてもしっかりした優しい女性でしたよね。
協力して学びあうことが出来るか、生涯疑ったり煩わしく思ったりして互いを牽制しながら生きるか。
本当に、随分と変わってしまうだろうなぁと思います。
法秀の死後、康豊は淡い恋心を抱くたまに束の間再会し、「お命を軽んじられますな」とだけ告げ、千代の見立てで祝言をあげました。ガラシャと名を改めた(キリシタン名になったときは、改めたと言うんでしょうか?)たまですが、相変わらず美しかったです。

一方ついに、秀吉のものとなってしまう茶々ですが、三成との仲がなんとも怪しい(笑)
三成の態度も言葉も全て、秀吉の忠臣そのものですが……。
茶々が三成に接近したときに、着物の裾がアップになるシーンは、ドキドキする演出でした。

一豊と千代の会話のシーンでさり気なく、一豊が千代をマッサージしていたのが良かったです。オシドリ夫婦ですね。
山内家では、千代が捨て子を世話することになりましたが、拾った男の子を育てると言うのは、世継ぎにおいてちょっとした問題のようです。
今後どう描かれていくのか楽しみです。
(記述日:2006.09.02)
電脳茶店〜楽々亭〜