功名が辻感想ログ

功名が辻第35回「北条攻め」感想です。

前半は、先週の放送で再登場した副田甚兵衛と、病床に臥せった旭の話でした。
針売りとして生きる甚兵衛は、千代が預かっていた旭の手紙を受け取りはしたものの、人違いと言い正体を明かそうとしませんでした。特殊な事情とはいえ、武士が商人になり、かつてを知る人と会うのは忍びないことなんでしょうね。
旭の手紙も甚兵衛の手紙も切ないですが、旭の手紙は、甚兵衛と離縁させられた悲しみの最中に書いた手紙だと言うのに、夫への思いやりが滲み出た内容。涙はもう枯れたので心配しないで下さい、どこかで生きていて下さい、という切ないけれど旭の優しさが感じられる手紙でした。
針売りとして病床の旭の元へ行き、副田氏からの伝言として白紙の手紙を読み上げる甚兵衛。
最早この世で再び結ばれることは叶わないが、どんなことがあろうと私達は夫婦だ、というような内容の手紙でした。
その後、旭の葬儀の噂を町で聞き、「針はいらぬか」と周りが変に思うほどの大声を出し、「旭」と叫ぶ甚兵衛。
秀吉の言う通りにしか出来なかった甚兵衛の悔しさ、歯がゆさ、哀しさが痛いほど伝わってきました。

後半は北条攻めが中心でした。
この戦、秀吉は「天下取りの総仕上げ」と言っていましたが、家康が北条氏に与していたら危なかったようですね。
家康の忠臣である本多忠勝(役者は高田延彦なんですね!)が「北条に味方するべきだ!」と言うシーンでは、家康が忠勝の大声にビクッと驚いているように見えたんですが(??)面白かったです(笑)家康はまた麦こがしを食べていたような?
秀吉の軍勢は関東での戦のためしばらく遠出をするわけですが、正妻のねねではなく茶々を呼ぶ秀吉。茶々にメロメロですね…!茶々は茶々で「三成は妻を呼ばなかったのか」などと問い、笑顔で揺さぶりをかけていました。三成は表に出さないので、茶々への気持ちというものがあるのかないのか、分からないですね。
茶々に随行した千代は一豊と再会し、熱く見つめ合い二人の世界を作っていましたね(笑)この二人を見ていると幸せな気持ちになります^^
北条を落とした秀吉は、家康を関東に閉じ込めることにも成功したようです。
これで豊臣も安泰と思いきや、幼年の鶴松が死んでしまったことで歪みが出てくるようで…。
来週はその辺りが描かれるようで、興味深いです。
(記述日:2006.09.09)
電脳茶店〜楽々亭〜