功名が辻感想ログ

功名が辻第40回「三成暗殺」感想です。
秀吉の死後数ヶ月。
明国との和議が成立し、福島正則、加藤清正らが帰国しました。
三成は本当に嫌われていますね…。なぜそこまでと思うほど、三成を憎んでいるようです。戦地での積年の苦労を最も認めてくれるであろう秀吉が既にこの世を去っている。その不満を三成にぶつけているような…そんな感じでした。
秀吉の死後、出家したねねは高台院と名を変えました。家康は早くも、高台院に取り入っているようです。家康は豊臣の大老を装いながら、私的な婚姻を結ぶなど禁を犯し、周囲を惑わせているようですが、三成はただ一途に豊臣の世を守ろうとしているようですね。
家康は突如物々しく武装し、一豊ら重臣が問い質しにいけば、結局は煙に巻く形で話を終わらせてしまうなど、本当に老獪です。実力を考えれば、堀尾氏が家康につくことを考えるのもやむないことなんでしょうね。
福島たちはついに、三成の屋敷を取り囲み、暗殺を目論見ます。
三成嫌いもここまできたか…というよりは、もう完全に徳川方ということですね。三成の人望がなかったから秀吉死後の豊臣の崩壊を止められなかったというイメージがあったのですが、家康の老獪さは並大抵のものじゃないですよね。海千山千の家康からすれば、豊臣内の不仲を利用するのは容易なことだったのかも。
家康に助けを求め生き延びた三成ですが、敵の中に飛び込むのが今は安全と読むとは、三成も頭の良さにおいては家康に引けを取りませんね。正しきことが正しいとはかぎらない、と語る家康、二人の会話はかなり意味深なものでした。
その後、三成は役職を解かれ追放されましたが、徳川殿は何を考えているのか分からない、と一豊。
大きな戦を予感した千代は、「どちらにつかれるつもりですか」と迫りますが、一豊は答えに窮して誤魔化していました(笑)時折差し挟まれるこの夫婦のコミカルなシーンが、とても好きです。
(記述日:2006.10.22)
電脳茶店〜楽々亭〜