功名が辻感想ログ

功名が辻第45回「三成死すとも」感想です。
今回は、関が原直後のそれぞれの様子が描かれました。
落ち武者姿で引き据えられた三成を見て、重々しい表情をする一豊。
既に精神的にか細くなっていた様子の小早川秀秋は、三成に恫喝され、罪の意識に耐えられなくなったのか、参りきってしまったようですね。
千代の元に帰還した一豊は、勝者の喜びや清々しさなど微塵も感じさせませんでした。戦場でたくさんの死を目の当たりにした一豊。よう生きておったな、と千代に言う姿からは、愛する妻が生きていたことに対する静かで深い安堵が感じられました。自分のように再び家族に見えることが出来ない者もいるという哀しさも、言葉の奥にあったのかもしれませんね。
家康にすがってでも、秀頼が一大名となってでも、豊臣を絶やさず生き延びられよという三成の言葉を千代から伝えられ、涙する淀の方。三成の思いを受け継ぎ、諸侯の拝謁の折、家康と協力し秀頼に忠義を尽くせとはっきりと伝える様は、ひりひりするような迫力に満ちていました。
三成が捕まった時の経緯は、最後の最後に本当の忠義者に出会ったときの様子が描かれ、哀しいことなのか救いなのか言い表しがたい複雑な気持ちになりました。
結果的には敗北した三成ですが、最期の時まで己を貫く姿には胸を打たれました。

一方、論功行賞で土佐20万石を貰い受けた一豊。ついに一国を任される大名となりました。
喜びの涙を流す者あり、歓喜の声を上げる者あり。
大いに盛り上がる山内家ですが、六平太いわく、土佐は大変な場所なのだそう。一豊が土佐に入る際には、必ず抵抗される、と。
予告を見ると、本当に大変なことになっていましたね…!
康豊が撃たれていたような…。千代の身にも何か起こるんでしょうか?
(記述日:2006.11.18)
電脳茶店〜楽々亭〜