功名が辻感想ログ

功名が辻第47回「種崎浜の悲劇」感想です。
一領具足に千代が狙撃され、山内家は大変な騒ぎに。
千代は無事でしたが、狙撃した一領具足の罪は重いとされ、打ち首以上の重い刑を科され、磔にされました。
そのような六平太の甘さを排除したやり方を、一豊は否定しませんでした。一豊なりに考え、そうするしか道がないと考えた結果のようです。
納得のいかない千代は六平太を問い質します。どうしてそんなやり方をするのか、人を殺すのが私のためなのか、と。
徳川のため、お方様のため、と答える六平太の姿。
六平太は何よりも千代のために全てを捧げているのだなと感じます。千代が生きる道を開いていくため、故に山内家を生き残らせるためにひたすら、働いている。その精神性をも捧げる六平太の姿は、動機の純粋さが切なく、凄まじくもあります。
家康から土佐の平定を急かされ、いよいよ大きく手を打たねばならないという時。六平太が一領具足を一網打尽にする案を出します。一領具足の中で有力な者を集め相撲大会を開き、そのときを狙うというものでした。卑怯でむごい策に難色を示す一豊ですが、六平太の言葉を受け、ついに決断。
何も知らぬ千代は、千代の言うことは綺麗な絵空事だと酔っ払って言う一豊に、この世を綺麗な絵空事にすることが旦那様の仕事、と微笑みました。千代には何も語らず、苦しみを押し殺した一豊の姿は痛々しかったです。
相撲大会の当日。見るからに屈強そうな一領具足の男達が集まりました。あっという間に死体になり転がる様はあまりにも無惨。そして更なる悲劇は、祖父江新一郎の死でした。ただひたすら悲しいですね…。
山内家に仕えた時の六平太の様子から、その死は予想できたものの、まさか自害とは思いませんでした。千代が好きだという告白。死ぬ時は千代の腕の中と決めていたという最期の言葉。決して報われないと言うのに、あまりにも一途過ぎると思いました。でもそうとしか生きられなかったんでしょうね…。
最後には、山内家を出て行く決意の千代。
いよいよ最終回間近です。
(記述日:2006.12.08)
電脳茶店〜楽々亭〜